ウクライナ避難民支援を目的とした、共同会見の裏側をレポート!
エボラニ株式会社は先日、在日ウクライナ避難民の緊急時対応をサポートするチャットボット開発着手にあたり、「ウクライナ語会話集」を出版したドニエプル出版と共同で記者会見を行いました。
チャットボット開発着手の背景、詳細についてこちら
在日ウクライナ避難⺠の緊急事態をサポートする、チャットbotの開発を開始します
新横浜のエボラニ本社で行った会見では、多くのメディアの方々にお越し頂きました。 今回は、記者会見当日の様子をご紹介します!
会見準備
今回、エボラニとして記者会見を行うのは初めての取り組みでした。 準備から当日の運営に至るまで、PR・広報のスタッフほか、社内で自ら「協力したい!」と手を挙げてくれた有志のメンバーにもお手伝い頂きました。
新卒の2人と、セールスのryoさん。 社内イベントで培った経験も存分に活かした細やかな気配りと機転に、社外の方からもお褒めの声を頂きました。
マーケティングチームで働く、3ヶ国語を操るライラさんは今回のプロジェクトの企画に携わりながらも、なんと登壇者の方の通訳としても大活躍!
会場の設営後、会見の流れや映像のチェック等入念に確認しながら着々と準備が進められていきます。
いよいよ会見がスタート!
イベントの流れや映像のチェックなどを入念に行ったのち、午後に受付が開始。 TV、新聞社をはじめとした多くの記者の方が来場され、記者会見らしい雰囲気になってきました…!
最初に、今回「ウクライナ会話集」を出版したドニエプル出版代表の小野さん、本の著者のミグダリスキー教授、ビクトリアさんよりスピーチがありました。
日本で通訳も務めるミグダリスキー先生は、侵攻が始まって以降通訳の不足や、 ウクライナ人向けの日本語教材がないことで避難民の多くが言葉の壁に直面していると実感したそうです。 そこで今回、今すぐその場で使えるような日常のシーンを集めた会話集として出版に至ったそうです。
次に、日本に滞在しているウクライナ避難民の方を交えたトークセッションも行われました。
ウクライナ侵攻前より横浜市に在住し、避難民の支援を行うオクサーナさんは、言語の壁により避難民の方々が防災における必要な情報にアクセスすることが難しい現状を説明し、災害などの緊急時に分かりやすい日本語でコミュニケーションを心がけて欲しいと呼びかけました。
弊社からは代表の宋が登壇し、自らも中国から来日し怪我をした時に、どう対処すれば良いか分からず苦労した経験が語られました。
そして、ウクライナ避難民の方々も現在同じような境遇におかれており、エボラニとして少しでも自分達の強みを活かして貢献していきたいと力強く話しました。
最後に
今回スタッフ、登壇者など沢山の方の協力があり多くのメディアの方にお越し頂き無事に会見を終えることができました。
エボラニでは、事業活動を行っていく中で社会全体の発展や地域の産業に寄与することが会社としての社会的使命の一つであると考えています。
社内でも困っている人が隣にいた時は手を差し伸べる「助け合い」を大切にしているように、社会に対しても何ができるのか、常に考えられる会社であり続けていきます。
今回の取り組みでも、一人でも多くのウクライナ避難⺠の方の課題解決となり、心の拠り所となれるよう開発を進めて参ります。